ハムスターとネコとキツネを飼いはじめました(？) (ページ7)

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始まり。ページ7

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WN「ジフン」

WZ「どうした？」

今度は一番物静かなウォヌに名前を呼ばれる。

俺はジュンからウォヌに視線の先を変えると、ウォヌは真剣な表現で話した。

WN「どうして、俺たちが人間の姿になれたと思う？」

それは今最大の疑問だった。

落ち着いたトーンで話すウォヌは優しく微笑んだ。

ウォヌは自分たちがどうして人間になれたのか、知っているようだ。

WZ「どうして？」

WN「俺たちも、あの子も、同じことを願ってるよ」

WZ「…………」

あまりに真剣な顔で言うから、思わず息を呑んだ。

切れ長な男らしい瞳は俺を捉えてなかなか離してくれなかった。

ウォヌの言葉の意味がわかるのは、もう少し先のお話。

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HS「ジフン！がおー！」

WZ「なんだよ」

HS「うぅ、もっと怖がって！」

WZ「全然怖くないし、そもそもなんでネズミがガオーなの」

HS「俺、ネズミじゃない！トラだもん！」

ぷっぷくのほっぺを赤くしながらトラだと言い張るスニョン。

どう見たってネズミだよな？

JN「スニョンはネズミじゃなくてハムスターだよ～？」

WZ「そうだったのか、まぁどっちでもいいや」

HS「違うー！トラだよ！」

こうして俺はウォヌに人生最大の難問を突きつけられ、

満月の今宵、不思議な3人と暮らす日々が始まったのだった。

……なんだか、騒がしくなりそうな予感？