検索窓
今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:49,806 hit

小芝居。 ページ28

.




WZ「やっべ…」



黙々と目の前の美味すぎるご飯に夢中になっていると

時計の針は既に13時を回っていた。

これからスニョンが言っていた遊園地に行くのだ。

かなり急がなければ…。



WZ「よし、遊園地行くぞ!」



3人に呼びかけながら勢いよく席を立ってレジでお会計して……

って、あれ?



WZ「マジかよ………」



HS「すぴ〜……」

JN「むにゃむにゃ……」

WN「Zzz……」



おなかいっぱいで眠っちゃうとか…

子どもじゃないんだから。

何度このセリフを言われるつもりだ。

せめてレストランで爆睡するのはやめてくれ……。



どうやって起こそうか、うーん、そうだなぁ…。



WZ「ガオー!」

HS「…んん!?トラの声!?」



WZ「あそこに美味しそうなプリンが!」

JN「…プリンってなに!?」



WZ「あ、ネコだ」

WN「…どこ!?」



よし、成功。

…って、なんで俺がこんな小芝居をしなきゃいけないんだ。



WZ「さぁ、遊園地に行こうか。時間が無いから急ぐぞ」



「騙したな〜!」なんてはしゃぐスニョンは「遊園地」という言葉になんだかんだ嬉しそうだ。

ジュンは「プリンないじゃん!」って拗ねている様子。

そして一番俺を恨んでいるのは意外にもウォヌだ。



WN「ネコいないじゃんか!」

WZ「遊園地にまた野良猫いるかもよ?」

WN「もう!」



口を尖らせたウォヌだけれど、

スニョンと同じように何だかんだ俺らについてきて、車に乗り込む頃にはすっかり笑顔になっていた。

珍しい。→←やはり。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
235人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ウジ,ホシ,ジュン,ウォヌ   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しょーやま。 | 作成日時:2021年9月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。