大丈夫? ページ13
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WZ「あれ…もうこんな時間か…」
時計はもう7:00をまわっている。
今日は生憎の仕事に行かなければならないのだ。
…てか、コイツらは1日お留守番しなきゃいけないのか。
ご飯はどうする?
何して過ごすんだ?
その前に、コイツら色々と知識が無いから「火が危ないこと」すらわかっていないかもしれない。
とりあえず、最低限のことは教えてやらないとな…。
WZ「俺、仕事に行ってくる。だから今日はお留守番だ。できるか?」
JN「お留守番!?どこか行っちゃうの?」
HS「仕事ってなんだ〜?絶対行かないと行けないの?」
WN「わかったよ、ちゃんと頑張る」
ジュンとスニョンは寂しそうに見つめてくる。
そんな瞳で見つめられたら、行きづらいのだが…。
その点、物わかりが早いのがウォヌだ。
WZ「今から色々なこと教えるからよく聞いておけ」
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俺は3人に最低限のことを教えた。
念の為にそれをメモして机に置いた。
WZ「もう一度言う。冷蔵庫は開けないこと、火は使わないこと、包丁が入ったこの棚には一切触れないこと、炊飯器は絶対に開けないこと。水は出したら止める。それから……そうだ、誰か来ても絶対に出るなよ?電話も無視しろ」
JN「わかったよぉ〜そんなに言わなくても!」
HS「俺らに任せて!」
WN「大丈夫、いってらっしゃい」
不安でしかないが、ウォヌが「俺が何とかする」という瞳で俺を見た。
ウォヌはしっかりしているから、とりあえず大丈夫かな…。
いや、2人の自由さに耐えられるだろうか…。
WN「ごめんな、今日はこれで我慢してくれ…」
超巨大な爆弾おにぎりを3人に渡す。
残念ながら俺は料理ができない。
パパッとお弁当とか作れたらいいんだけど…。
HS「俺たちこれで十分だよ!」
WN「わざわざ作ってくれてありがとう」
JN「わぁ〜大きいお米だ〜」
さて、行くか。
…………本当に、大丈夫だろうか?
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作者名:しょーやま。 | 作成日時:2021年9月17日 23時