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episode2 ページ2
『通信機っ!通信機っ』
「子供かよ…」
『はあ!?伊野尾ちゃんの方が子供でしょ!』
「…それはどうだろ」
山田はルンルンで通信機を買ってきた
『伊野尾ちゃんは買いたいもの買えたの?』
「え…?あぁ買えたよ」
『うわ〜このあと証拠集めだ。めんどくせっ』
なんてぼやきながら山田は自然と車の助手席に
「俺運転するの?」
『当たり前じゃん。雇い主に運転させてどうする』
「いつから俺はお前に雇われてるんだよ!」
そこにあった雑誌で山田の頭を叩いた
『痛っ!伊野尾ちゃんって見た目の割に強いよね』
「おまっ…もっかい叩くぞ!」
雑誌を構え直した
『あぁ!ごめんごめんごめん…』
「わかったならよろしい」
車で俺たちの家に向かった
俺は山田の部屋に引っ越した
そうしないとめんどくさいからね
『頭痛ぇ…伊野尾ちゃん強いんだよなぁ』
「山田がうるさいのがいけない」
『ごめんなさい…』
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作者名:廉 | 作成日時:2022年11月5日 11時