雪降る季節 fifth.《 sn 短編 》

どっちがいい？mm × sk ページ3

･


mm side


付き合ってます



sk『......やば！めっちゃかっこいい〜！！』

mm「そりゃどうも」



主演映画の情報が解禁され、ビジュアルも公開された。実写映画だからもうどきどきしてたんだけど、アニメなどに詳しい佐久間くんからお墨付きを頂けたみたいで安心したし、それはそれで嬉しいんだけど。だけどさ。



sk『やっばくね?!もう久堂清霞さんのまんまなんだけど！！！きゃーっ！』

mm「そんなにいい？」

sk『超絶イケメン！！！さすがうちの目黒蓮だわー！』

mm「......」



スマホの画面を見ながらキャーキャー言ってる佐久間くん、めちゃくちゃ可愛いんだけどさ...。もうそろそろ、俺ここにいるんだから、スマホじゃなくてこっち見てくれてもよくない？？

そう思って佐久間くんの手からスマホを取ると「あ！」と大きな声を出す。そのまま、ずいっと顔を近づけると、途端に色づく頬。



mm「......それで、実物ここにいますけど、」

sk『うっ......ち、近いよ？』

mm「わざと近づいてんの。画面の俺と今の俺、どっちがいいの？」

sk『......そんなの、決まってんじゃん』



可愛らしく両手で俺の頬を包んで、短くキスをした。恥ずかしすぎて耳まで真っ赤にした佐久間くんは、本当に年上か疑いたくなるほど可愛らしい。



sk『目の前のめめが、1番に決まってるでしょ』

mm「......俺もう死んでもいいかも」

sk『ダメだよ〜今死んだら佐久間さん1人になっちゃう』

mm「やっぱやだ。もっともっと佐久間くんといたいから」






(End.)

祝！三十路！fk × sk→←楽屋戦争。mm × ru

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