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はじめて俺に、会いに来てくれた
それがどんな理由であろうと、俺は構わない
いつの間にか繋がれた手を、意識することなく
ただひたすら走り続けた
そして辿りついたのは、あの公園で
噴水の前で、ようやく足が止まった
肩で息をしながら呼吸を整えて、ジトっと背中に汗が吹き出しているのが分かるほど
そしてようやく、熱い手のぬくもりに気がついて
「...あ、ごめん」
「う、ううんっ...//」
パッと手を離すと、そこには耳まで真っ赤にしただいちゃんがいて
思えば、こうやって赤くなってくれたのさえはじめて見た気がする
近くにあったベンチに座ると、だいちゃんも寄ってきてベンチに座った
ベンチの端と端
俺とだいちゃんの心の距離を表しているかのようで、なんだか切ない
しばらく沈黙が流れたあと、だいちゃんが口を開く
「いのちゃん...俺、伝えたいことがあって」
「...ん、なぁに？」
頑張れ、俺
だいちゃんの報告を、ちゃんと聞いてあげなくちゃ
「...俺ね、気づいたんだ」
いつの間にか隣にいたことに気づかなかった
そっと左手を包むように握られて
あれ...なんか、想像してたのと違う？
ふわっと笑っただいちゃんから放たれた言葉は
俺の想像を、遥かに超えていた
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「__________俺さ、いのちゃんのことが好き」
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友也(プロフ) - やぶひかがどうなったのか気になります (2016年9月10日 0時) (
レス) id: ebf6d55bf9 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 碧翠さん» わぁぁぁ！ありがとうございます！そんな事言っていただけるなんて…！まだまだ未熟者ですが、頑張ります(><) (2016年6月25日 8時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
碧翠(プロフ) - 元ぶるーみすとの碧翠です!公開待ってました〜(≧▽≦)時雨さんの文才はもう、神レベルで頭が上がりません…(笑)これからもドキドキしながら読ませてもらいます!更新頑張って下さいね（●＾o＾●） (2016年6月24日 23時) (レス) id: 74464d48e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2016年6月22日 9時
