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「だーかーら!俺の話を最後まで聞けよ!」



「いや、あの!ホント!誰にも言わないし!」



「…ん…るさいなぁ」





なんだか怒鳴り声が俺の耳に飛び込んできて、まだ完全に開ききらない瞼をこすった

てか俺、あのままここで寝ちゃったのか…

起き上がると光さんが掛けてくれたであろう綺麗なイエローのブランケットが床に落ちた

それを拾いながら声の方を向くと、そこには雄也さんと光さん




「…あ?起きた?」


「はい…おはようございます」


「あ、い、伊野尾くん!べ、べ、べつに俺はなんとも思ってないからね?!うん!ほら、まだ若いんだしさ!」


「だーかーらー!俺の話を聞けよ!」





慌てた様子の雄也さんの首を光さんが締め出したので、俺は顔を洗ってから何事かと尋ねてみると、

朝出勤したら俺と光さんがひとつのブランケットを掛けて寄り添って寝てたもんだから勘違いしたらしい

あぁ、そっか。光さんが俺のこと好きだと思ってんだもんね




「…本当に、なんもないですから」


「むしろあったら困るし」


「ふ、ふーん…」





未だに信じきれない様子の雄也さんは俺と光さんの顔を交互に見つめる

そして、「でもさ」と言葉を付け加えた

それで終わりなら良かったのに









「__________光と伊野尾くん、すっごくお似合いだよね!」







ものすごく無邪気に言う雄也さんは


光さんの顔が曇ったことに


全く気づいていないんだろうな




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友也(プロフ) - やぶひかがどうなったのか気になります (2016年9月10日 0時) (レス) id: ebf6d55bf9 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 碧翠さん» わぁぁぁ!ありがとうございます!そんな事言っていただけるなんて…!まだまだ未熟者ですが、頑張ります(><) (2016年6月25日 8時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
碧翠(プロフ) - 元ぶるーみすとの碧翠です!公開待ってました〜(≧▽≦)時雨さんの文才はもう、神レベルで頭が上がりません…(笑)これからもドキドキしながら読ませてもらいます!更新頑張って下さいね(●^o^●) (2016年6月24日 23時) (レス) id: 74464d48e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2016年6月22日 9時

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