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#045 ページ45
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『えっ...?!か、海琉くん?!』
「やっぱりこの先は、2人きりの時に言いますね?」
『え?!ふ、2人きりって...』
「誰にも聞かれたくないので、今日の放課後なんていかがですか?美味しい紅茶でも頂きながら、伝えさせてください」
『......はいっ!』
「では、行きましょ!」
歩き出した海琉くんにそっと手を握られて、そのまま歩き出す。繋がれた手から伝わる温かさが嬉しくて、泣きたくなる。
ねぇ、貴方の隣に相応しい人になりたいって願っていたけど
私は、貴方の望む『華』になれましたか?
ふわっと微笑む海琉くんの眩しさに、今日も心臓がどきどきさせられています。
私の恋は、まだ咲き始めたばかり。
華になる!
(End.)
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作者名:時雨 | 作成日時:2022年11月19日 10時