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__________......尚大たちの話聞いたせいで、ここ最近全然眠れなかった...。



だけど今日はきちんとしなくちゃ、と朝からきちんとパックをして準備をする。だって今日は、午後から大事な大事なダンスパーティーの日だから。

ついにこの日がやって来てしまった...というどきどき感に包まれる。忘れ物がないように、青木先輩と選んだドレスとかは前日に『華』専用の着替え部屋に準備してきた。午前中は休みになっているけど、『顔』と『華』はやることがある。準備をして生徒たちを入口で出迎えるのだ。それから、メインでダンスを踊ってあとは鑑賞...という流れらしい。

睡眠不足でパッとしない顔を隠すようにしっかりケアをしてから学園へと向かう。どうやら私が1番乗りだったようで、まだダンスホールは静寂に包まれていた。

......そりゃそうか。『顔』とほかの『華』の皆さんは自宅で支度をしてそのまま来るから、わざわざ早く来ないか。

やっぱり、住む世界が違うんだなぁと思い知らされるのとともに、こんな私が本当に『華』でいていいのか......疑問に思えてきた。だって、今の私は__________......。





『......だめだめ、暗いこと考えちゃ』





そう自分を奮い立たせて、着替えをしようと着替え部屋へと向かった。


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作者名:時雨 | 作成日時:2022年11月19日 10時

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