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__________......やってしまった...感じ悪かったよね...？
昨日のことを思い出して、深々と溜息が出て机に突っ伏した。生徒手帳を探しにきた黒田くんに、私はなにも言葉が出ず、黙って生徒手帳を彼に渡して走って逃げてしまった。
だってだってだって！
あんな陽キャくんになんて話しかけたら良いのかわかんないし、私みたいな陰キャが話し掛けたら向こうも困るだろうし...！と脳内パニックになった。
家に帰ってから1人後悔していたけど、今日学校に来た感じ、黒田くんは全く気にもしてなさそうだった。そりゃそうか。喋ったことないクラスメイトだし、そもそも認識されてない可能性のが高い。うん、ポジティブにいこう。
『......今日こそ寄って帰ろう』
昨日寄り忘れた本屋に今日こそ行こうと思って、そのまま授業を受ける。1番前に座る私はまっすぐ黒板しか見ていないから、まさか、黒田くんがこっちを見つめていたなんて思ってもみなかったんだ。
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作者名：時雨
| 作成日時：2022年9月19日 19時
