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涼太とやってきたのは大学から少し離れて、2駅ほど先のカフェだった。涼太のお気に入りだというそのカフェはレトロな雰囲気で高級感が溢れる場所だが、メニューに書かれた値段は学生にも優しいものだった。

コーヒーとオレンジジュースを頼んで、しばらく学校の話やしょうたの最近について話したところで、涼太はサラッと核心を混ぜてきた。



dt「......で、最近佐久間は悩んでるっぽいけど、どうしたの?」

sk「あー......自由課題のレポートの内容、考えてて」

dt「あれってまだ先だよね?本当に、それだけ?」

sk「は、早いうちに考えといた方がいいかなーって。ほら、俺、要領悪いし」



そう誤魔化すと涼太はふぅん、とだけ言ってコーヒーを口に運ぶ。気品溢れるそんな姿にちょっとドキッとする。しかも、小さく微笑んで伏し目のまま話すなんて、どこかの漫画のワンシーンにありそう。



dt「てっきり、しょうたと何かあったのかと思った」

sk「なんもないでしょ。俺としょうたになんかあったら笑えるよ」

dt「そうなの?」

sk「え?」



そんなに驚くことなのか?と疑問に思っていたら、少し考えた素振りをしてから涼太は「まぁいっか」と呟いた。



dt「なにかあったらいつでも相談乗るからね」

sk「ありがとう、涼太」

?「お待たせ致しました、こちらサービスのコーヒーです」

?「わぁ!ありがとうございます!」



ふと、聞こえて来た声の方向に目線を向けると、金髪の背の高い店員がカフェに似つかない参考書をたくさん広げて勉強する男の子にサービスとしてコーヒーを置いている場面だった。その瞬間、俺の頭の中ではとてつもないスピードでストーリーが浮かんでいく。

......見つけた!新作の、キャラクター!!!



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翠恋(プロフ) - jumpさん» jumpさま、コメントありがとうございます!優しいお言葉、感謝致します!これからもよろしくお願いします! (2022年8月21日 10時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
jump(プロフ) - いつも楽しみに見ています!陰ながら応援していますので無理なさらず頑張って下さい(^^) (2022年8月21日 0時) (レス) @page32 id: 974e93e768 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - ayさん» ayさま、コメントありがとうございます!わぁあっ...!嬉しいです、ほかの作品も宜しかったら読んで頂けると光栄です、よろしくお願いします! (2022年7月28日 23時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
ay - 最近主さんのを見つけて読むようになりました!面白くて好きです!更新待ってます! (2022年7月27日 22時) (レス) id: d6a9b2260e (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - アップルティーさん» アップルティーさま、コメントありがとうございます!密かに気になってたなべさく、上手く書けるか不安ですが楽しんで頂けたらと思います!気まぐれ更新ですがよろしくお願いします! (2022年7月24日 23時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2022年7月24日 15時

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