ピンクレモネード。《 iw × sk 》 (ページ7)

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Episode : 007 ページ7

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てか、さっきの佐久間を守ろうとした奴、同じクラスなのか...。

尚更近づきも出来なさそうだな、と1人で考えていたら、たまたま手に取った写真に、目を奪われ、思わず作業していた手が止まった。

iw「......っ、」

桃色の桜の花びらが風に舞う中で、満面の笑みを浮かべる男の子。振り向きざまに撮られたらしいそれは、あまりにも幻想的で綺麗だった。

気がついたら、言葉が先に出ていた。

iw「......康二、これ、もらってもいい？」

kj「へ？それ、佐久間くんやけど、照にぃ仲良いんやっけ？」

iw「っ......あ、や、別に、そんなんじゃ」

康二から返ってきた言葉に、俺は思わず焦った。だって、関わりのない奴の写真欲しいとか、不思議に思われて当然じゃん。だけど、考えるよりも先に言葉にしてしまうほど、俺の心ん中は本当は彼のことでいっぱいらしい。

ヤバいな、そう思い始めた俺の事を、康二はなぜかキラキラした視線をで見つめてきた。

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