ピンクレモネード。《 iw × sk 》 (ページ35)

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Episode : 035 ページ35

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kj『照にぃやっぱかっこええわぁ！俺ならもうすぐ惚れてまう！』

iw「やめろよ、てか完全に押し付けた形になっちゃったけどな」

kj『それでも佐久間くんにとってはめっちゃ嬉しかったと思うで?!』

iw「......だといいんだけど」

電話で、今日のことを康二に伝えた。そしたら興奮気味に電話越しで話す康二に思わず笑ってしまう。すると、どこからか物音がした気がして、電話から耳を離す。

kj『てーるにー？どしたん？』

iw「......いや、なんでも」

__________......ｺﾝｺﾝｯ...

今のは確実に音がした。その方向は、カーテンを閉めたその向こうからで、明らかに窓ガラスをノックする音。俺は、康二に「んじゃ寝るわ、またな」と多少強引に電話を切って、恐る恐るカーテンを開けた。

いや、俺こう見えてお化けとかそんなん大っ嫌いなの！

しかし、そこに立っていたのは

iw「はっ...?!佐久間?!なにやってんの?!」

sk「にゃははっ...こっちのが、目立たないかなーって思って」

窓の向こうに、恥ずかしそうに笑う佐久間がいた。

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