全然良くない！dt × nb ページ25
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nb side
片想いしてるしょっぴー
俺は、自分でいうのもあれだが、可愛くない。性格がな。
分かってんなら直せばいいのに、と前に目黒から言われたこともあるが、直しようがないんだよ。特に、アイツのことが絡んでくると。
kj「なぁなぁ！ダテ！これ終わったら買い物行こうや！」
dt「今日？いいよ」
kj「あ、あとな、今度また料理教えて欲しいねんけど」
dt「OK。俺のオフの日確認しとくね」
俺が座るソファの目の前で、繰り広げられる幼馴染みと距離感バカな関西人の会話。
わざとかってくらい、俺の視界に入るように会話しやがって...くそ、なんなんだよ。
涼太も涼太だよ！誘われたらすぐそうやって予定合わせちゃって...全然良くない、面白くない！
mm「しょっぴーどうしたんすか？なんか怖い顔してますけど」
nb『お前、飼い犬のリードくらいちゃんと持っとけよ』
mm「え、もしかして嫉妬っすか？」
nb『はぁ?!別に、嫉妬なんてしてない！』
思っていた以上に大きな声が出てしまい、楽屋の視線が一気に集まった。
彷徨わせた視線は、目の前に座る幼馴染みとガッツリ目が合ってしまい、途端に顔に熱が集まる。すると横から高めの声が沈黙を破った。
kj「ごめんなぁ？しょうたくん。俺のせいやんな？」
nb『だっ...だから、違うって！』
dt「あぁ。なんだそういうこと？言ってくれればいいのに」
涼太はなぜか勝手に納得し始めて、全然面白くない！良くない！耐えきれなくなって立ち上がろうとした俺に、涼太は普通のトーンで声を掛けてくる。
dt「しょうたはいつオフなの？」
nb『え？俺...？明後日、だけど』
dt「じゃあ康二、明後日でいい？」
さらりとそんなこと言って、俺の頭は追いつかない。
それも顔に出ていたようで、涼太は首を傾げる。
dt「あれ。来たかったんじゃないの？だから拗ねてたんだと...」
nb『す、拗ねてねーよ！』
dt「え、そうなの？」
nb『そうだよ！もう！後で時間とか送れよな！』
dt「ふふっ...分かった」
なんだか、すべて見透かされているような感じが気に食わない。
そんなんなら、いっそのことこの恋心の方に気がつけよ、バカ。
(End.)
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翠恋(プロフ) - ひまりんさん» ひまりんさま、コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！続きが気になると言われて嬉しいです！これからも更新頑張りますので、よろしくお願いいたします！ (2020年5月18日 19時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
ひまりん(プロフ) - この作品すごく好きです！雨、のち、笑顔が特に好きで続きが気になります！！ (2020年5月18日 8時) (レス) id: 0a1b5c1c68 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - みんとさん» Rフラグを立てているので、お手数ですがマイページで設定をしてからご覧下さい！ (2020年5月12日 21時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
みんと - 何度もすみません！作品が見つからなくて… (2020年5月12日 9時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ありがとうございます！飛ばせていただきます！ (2020年5月11日 22時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2020年4月16日 21時
