どんなあなたも。《 Yb × Hk 》 (ページ36)

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光「__________......え、だいちゃん、何言ってんの？」

伊「だいちゃん酔ってんの〜？光にそんな勇気あるわけないじゃーん」

伊野尾のチャチャにおい、とツッコミを入れるがだいちゃんの顔は到底嘘をついているようには見えない。

あんぐり口を開けていたが、ゆっくり、話し出す。

有「べろべろに酔っ払ったと思ったら、急にやぶ先輩のことがずっとずっと好きで、先輩に優しくされたらもっと好きになっちゃったって、言ってたよ？」

嘘......全く、全く覚えていない。

それを聞いて、やぶ先輩はどう思ったんだろうか。

ていうか、もしかして.....

伊「やぶ先輩、何か言ってなかったのー？」

光「......朝ごはん食べてる時に、昨日のこと覚えてる？って、聞かれた...」

有「なんて答えたの？」

光「覚えてないです...俺、なにかしましたか、って......」

伊「うわ、やぶ先輩可哀想」

有「えー...俺、てっきりそのまま盛り上がったと思って今日まで聞かないであげたのにぃ」

ぶー、と言いながら頬を膨らませただいちゃんだけど、いやいやおかしいでしょ。なんで俺が告白しただけで盛り上がるとかになるんだよ。

伊「だいちゃん、やぶ先輩それ聞いてなんか言ってた？」

光「ちょ、伊野尾っ...」

有「えー？それはぁ......本人に直接聞いて！えへへっ」

意味深な笑みに、俺の中では恐怖しかなかったんですけど...！

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