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光「へっ...?!せ、先輩...?」
薮「あ、ごめん...///」
昼間に撫でられた時とは、感じが違う。やぶ先輩の方が顔が赤く染っているように感じた。それがお酒のせいかは分からないけど。
でも、頭を撫でられるのは今日2回目のはずなのに、今のはなんの意味があったの...?
回らない頭で考えるけど、もしかしたら深い意味はないのかもしれない。そう思った俺はまたビールを煽る。いくらさっきので酔いが覚めたとはいえ、身体は正直だ。アルコールを既に含んだ身体はすぐに頭の中をふわふわさせた。
はっきり覚えているのは、この辺までで。
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気がついた時には、見慣れたベッドの上。
あれ、いつの間に俺帰ってきたんだ...?そう思って体を起こそうとしたら、めっちゃ頭ガンガンする。
うわ、二日酔いとか最悪。てか仕事行かなきゃだから起きないと...ゆっくり体を起こせば、なんだか足元に違和感。
光「__________......は...?え、な、なんでっ...?!」
気持ちよさそうに、ベッドに寄りかかって眠る綺麗な寝顔...じゃなくて!!!
なんでやぶ先輩が、俺の家にいるの?!
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作者名:時雨 | 作成日時:2020年4月9日 19時