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俺とだいちゃんは3人で飲む時によく使う居酒屋に行ったのだが、今日は生憎席が空いてなくてほこの店を探すことにした。
そしてたまたま見つけた、ちょっと雰囲気の良いBARに入ってみることにした。
聞いたことも無いようなオシャレなお酒が並んでおり、俺もだいちゃんも結構はしゃいでそれなりにお酒が進んでしまっていた。
いい気になっていた俺は、今日のことをだいちゃんに話した。
光「それでぇ...もう、大失敗しちゃったわけよ」
有「一緒に謝りに行ったんだろぉ？」
光「だって俺のせいだもん......おれぇ、仕事できないもん...」
有「でもさぁ！そんなことないって言われたんだろぉ？やっぱ、かっこいいよなぁ」
光「あ、だいちゃんだめらよ？好きになっちゃあ」
有「ならねーよぉーだ」
失敗したことも、笑い話になって気持ちが随分楽になった。飲みに誘ってくれただいちゃんに感謝しつつ、俺はトイレに行くため立ち上がった。
そして戻ってみるとなんだか騒がしい...だいちゃんの声が聞こえるんだけどなんだか怒ってるみたいな...いつもと雰囲気の違う声に俺は「だいちゃん？」と恐る恐る顔を出すと、知らない人たちがだいちゃんを挟むように座っていた。
有「やめろっつってんだろ！...あ、光！こいつらに俺が男って説明して！超しつこいんだけど！」
「えー！お友達も美人じゃん！」
有「触んじゃねぇ！」
1人の男がだいちゃんの肩に手を回そうとしてだいちゃんが思い切り突き飛ばそうとしたら、その手は思い切り頬を叩いていた。
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作者名：時雨
| 作成日時：2020年4月9日 19時
