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暗くなった駅までの道のりを、1人で歩いていく。
あわよくば流星先輩の顔だけでもみれないかな...なんて、そんな淡い期待を込めてバイト先に続く路地裏を歩いていく。
裏口が見える場所まで出ると、流星先輩の自転車があるのが見えた。
綺麗な青色の、マウンテンバイク。
......やばい、今の私やってること、ストーカーみたいなもんやん。
そう気がついた私は、裏口から人が出てくる前にとくるりと向きを変えて路地裏を戻って駅へと続く大通りに向かおうとした。
前から何人かの集団が歩いてきて、顔を合わせへんように俯いて通り過ぎようとした。
けど、いきなり腕を掴まれて反射的に顔を上げてしまった。
『あれ、この前のバイトの子じゃん』
『え、あっ！ホンマや！こんな暗いとこおったら危ないでー？なー？』
下品な笑い声が響き、危険だと頭の中で警鐘がなる。
振り払おうとするも力で敵うはずもなく、そのまま囲まれてしまった。
必死に助けを呼ぼうとスマホを取り出すが、それも取り上げられてしまう。
「......は、離して、くださいっ...」
『この前は誰だかわからんやつに邪魔されたけど、今日は大丈夫やなー』
『ええやん、ちょっと遊んだら帰したるからさ？』
『どこ行く？カラオケ？ホテル？』
もうほんっま最悪。
するり、と腰に回された手にもう恐怖しか感じてなくて、来るはずもないのに。
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「......流星先輩っ...助けてっ...」
小さい声で、呟いた時やった。
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翠恋(プロフ) - 虹推しさん» 虹推しさま、コメントありがとうございます！お話出来上がったらその時はぜひご覧頂けると嬉しいです、よろしくお願いします！ (2021年9月11日 6時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
虹推し - 青桃のお話とても素晴らしかったです。また青桃のお話が読みたいです。 (2021年9月9日 21時) (レス) id: 5a94e0ceee (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - 樹れれ*さん» 樹れれ＊さま、コメントありがとうございます、いつも温かいコメントを頂けて本当に励みになりました！これからも作品作りに精進して参りますのでよろしくお願いします！ (2019年4月30日 17時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - 完結おめでとうございます！そして、素晴らしいお話ありがとうございました(*^_^*)これからも翠恋様の素敵なお話、楽しみに待ってますね！ (2019年4月30日 17時) (レス) id: d9fa3e456d (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - 樹れれ*さん» 樹れれ＊さま、コメントありがとうございます！完結までもう少しです！そんなこといっていただけて有難い限りです！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年4月30日 1時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2019年4月7日 21時
