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最上階からエレベーターを使って、焦る気持ちを抑えてホテルのルームキーを両手で握る。
私の心の中で大きな大きな存在になっていたのは
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『__________......連れ去ってあげようか？お姫様』
悪戯っぽく微笑んで
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『__________そんな気ぃ張って隣にいるよりも、俺の隣の方がお似合いだと思うんだけどなぁ』
いつも適当なことばっかり。
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『いつだって連れ出してあげるからね』
だけど、どこか頼りがいがあって。
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『大丈夫。Aちゃんは、誰がなんと言おうと誰よりも素敵なシンデレラになれるから』
いつだって魔法のように背中を押してくれる
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『__________俺が、わかんないわけないでしょ』
どこまでも優しくて
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『__________......ダメだよ。シンデレラは、王子様と結ばれなくっちゃいけないの。』
自分よりも周りを優先する
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そんな、そんな伊野尾先輩のことが好きになりたかった。
けどもう......我慢しなくていい。
先輩......もう一度。
好きになっても、いいですか？
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翠恋(プロフ) - おかもとケイとるさん» ありがとうございます！がんばります！！！ (2018年4月14日 20時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
おかもとケイとる(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2018年4月14日 18時) (レス) id: 1490ed1241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2017年12月9日 22時
