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「Aちゃん、着いたよ」



「......っ、こ、ここが、やぶ先輩のお家ですか...?!」



「そー。住んでるのはもっと奥だけど、今日はパーティーだからこっち使おうって」



「この先にまだ家が......はぁ......」








まるで海外に来たかのような真っ白なお城のような外観をした建物を目の前にして、呆気に取られてしまう。

改めて、やぶ先輩との格の違いを見せつけられたような、そんな気分。

しかもパーティーだからこっちって、いくつお家があってどれほどの敷地があるんだろうか...。

なんて考えている間にも、やぶ先輩は階段を上っていく。

我に戻り歩みだそうとしたら、目の前には差し出された綺麗な手。







「緊張しないで、大丈夫だよ」



「......ありがとうございますっ、」







そっと重ねて一緒に歩き出すと、なんだか本当にお姫様にでもなった気分になっていく。

だけど、どうしてもチラつく姿があることだけは、秘密にさせてほしい。



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翠恋(プロフ) - おかもとケイとるさん» ありがとうございます!がんばります!!! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
おかもとケイとる(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2018年4月14日 18時) (レス) id: 1490ed1241 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翠恋 | 作成日時:2017年12月9日 22時

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