こどもみたいな、おとなみたいな。《 yt × kt 》

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「俺にもしてくださいよー！」



「ほんとうるさい......あーはいはい」








ぶーぶー文句をいう伊野尾先生がいつの間にか俺とゆうと先生の間にいて、距離が離れてしまった。

どうしようかと思っていたら、資料室の入口から「ゆうと先生、ちょっと」とほかの先生に呼ばれ「ごめんね」と行ってしまった。

気まずい室内。ライバルと思われる伊野尾先生とふたりきり。

耐えられなくなった俺が「あの、それじゃ......」と言って出ていこうとした俺は、なぜかそれはできなかった。






なぜか、目の前でドアは閉められたから。









「__________......え？あ、あのっ...？」




「いやぁ......最初からいいなぁとは思ってたんだけど、こんなチャンスくるなんて思わなかったからさ」







そう言っていつの間にか俺の目の前を塞ぐように壁に手をついた伊野尾先生は、片方の口角を上げた。

やばい、もしかして、邪魔だから消すとかそういう......?!







「岡本くんって、中島先生と付き合ってんでしょ？」



「ち、違いますっ...」



「そう？じゃあさ」






バレたら先生が辞めさせられちゃう

そう思ってとっさに出た言葉に、伊野尾先生はさらに楽しそうに笑った。






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「俺と付き合ってよ」









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...............はい?!







予想を超えた答えに、俺はどうしていいのか分からない





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