こどもみたいな、おとなみたいな。《 yt × kt 》

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「......ん、ふわぁぁ...あれ......？」








目を覚ますと、この前と同じくベッドの上だった。

違うのは、隣で俺に気持ちよさそうに眠るゆうとの寝顔がそばにあることと、お互いになにも着てないこと。









__________......そうだ、昨日...









「......ふふ、うふふっ...」



「なぁににやけてんの？」



「ふぇ?!お、起きてた、の...？//」



「うん。あ、昨日のこと、思い出してた？」



「そ、そんなことっ...//」



「可愛かったなぁ......けいと、いつにも増して、色っぽくて」






そう言って微笑むゆうとに、なんだか恥ずかしくって、俺はゆうとの胸に顔を埋めた。そんな俺を「やっぱり子ども」って言いながらくすくす笑うんだ。

だけど、それでも不思議と嫌な気持ちにはならないの。

だって、ゆうとが言ってくれたから。







「.........そうだよ。けいとは、子どもなの」



「なぁに、急に」



「だから、ゆうとが大人のこといっぱい教えてくれるんでしょ？」



「えっ......あ、うん。まぁ」



「これからも、よろしくお願いします」







そう言ってちらっと顔を覗き込むと耳まで真っ赤にしたゆうとがいて。

なんだ、ゆうとも意外と子どもっぽいところがあるんだなって、そう思ったの。






きっと俺たち2人とも


子どもみたいで大人みたいで、どっちつかずの宙ぶらりん。




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