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自宅マンションまで帰ると、部屋の前で座り込む人物がいた。
小さなその身体は6月なのになんだかパッとしない天気のせいで少し寒そうにみえた。ゆっくり肩を揺すって名前を呼ぶと、ようやく顔をあげた。
こういうとこは、正直めんどくさいんだよなぁ。
「なにやってんの？......涼介？」
「やぶくんと何話してたんだろって、思って...」
「べつに？たいした話じゃないよ？」
「なら。いいけど...」
そう言って帰ろうとする涼介の背中に向かって「もう帰っちゃうの？」と問いかけると、涼介は納得していない顔で振り向く。
「......ちねんが、ご飯いきたいって言うから」
「ふぅん......いってらっしゃい」
「......うん。じゃあ、また」
寂しそうな顔をして、ちねんのところへ行こうとまた歩き出した背中に思い切り抱きついた。
そして小さな消え入りそうな声で「りょうすけ」と呼べば、もうその足はその先へと進むことはない。
悪いね。ちねん。
それでも、俺は転がす方が楽しいから。
「......泊まって、くれないの？」
決定打は、そのひと言。
強引に重ねられた唇に、ほら今日も堕ちた、と思う。
ころころころころ。
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翠恋(プロフ) - Pine-雪かきなぅさん» コメントありがとうございます！1度かいて見たかったけいとさんを書きました！嬉しいコメント頂きありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年8月28日 7時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
Pine-雪かきなぅ - ここの圭人がドストライクです！！素敵すぎる作品ありがとうございました！ (2017年8月28日 1時) (レス) id: ff0b6091c2 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - なつさん» なつさま、ありがとうございます！そんなことを言って頂けるなんて、本当に嬉しいです！これからも頑張りますので、他の作品でもよろしくお願いします (2017年7月21日 16時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 本当に読んでて楽しくなるお話でした！けいとくんただただかわいいし、ゆーとも、、、って色々言いたいことはあるんですが、本当にこの作品に出会えてよかったです！素敵な作品ありがとうございました！ (2017年7月21日 15時) (レス) id: 23c90b9c3d (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - Kakさん» Kakさま、コメントありがとうございます！感想頂きありがとうございます。またほかの作品も良かったらご覧下さいね、これからもよろしくお願いします！ (2017年6月30日 18時) (レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2017年6月13日 0時
