普通。 ページ6
･
ゆうとのおかげでなんとかレポートを書き終えた俺は、達成感を味わいながらそのレポートを提出した。
今日はお互いバイトのない日だから、ゆうとが提出まで付き合ってくれた。
「ありがとな！ゆうと！」
「今度はちゃんと前日に用意してよね？せっかく書いたのに」
「はいはい、気をつけまーす」
「思ってないでしょ？もう...笑」
歩き出すゆうとの隣に追いつきながら「お腹空いたなぁ」なんて呟くとゆうとはニコニコしながら
「だいちゃんの奢りね！」
「ええ？」
「ふふ、ノート代！安いでしょ？」
「......しょうがねぇなぁ」
こうやって2人で他愛のない会話をしながら帰る帰り道も、寄り道も、今となっては俺たちの普通になりつつある。
こんな毎日が、ずっとずっと続けばいいのに。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翠恋(プロフ) - 6月さん» 6月さま、コメントありがとうございます！そのような嬉しいお言葉を頂けて本当に嬉しいです！読んで頂いてありがとうございました！これからも少しでも心に残れるような作品をお届け出来たらと思いますので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年8月9日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
6月(プロフ) - 初めまして。promiseシリーズ一気読みさせてもらいました。どの話も泣きました。泣きました。予想していた展開と違うかったけど、それぞれの人達が幸せになれて良かったと思いました。promiseシリーズを執筆していただき有難うございました。 (2019年8月9日 3時) (レス) id: 4520113d57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翠恋
| 作成日時：2017年5月6日 23時
