ぴんち。 ページ25
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「__________ってば......ねぇってば、おーい？」
「え、あっ......？」
「やーっと顔上げてくれた！お兄さん、1人？」
いかにもチャラそうな金髪の男。そしてそのお友達と思われる茶髪や派手なピアスをした男が残りの3つの椅子に座っていた。
相席とか勘弁してくれよ、今からゆうとも来るんだし...ってボーッとしていた俺がいけなかった。
「ね、1人ならさ！これからどっか行こうよ？」
「俺たち遊園地飽きちゃってさぁ？もっといいとこ知ってるからさ」
「一緒に行こうぜ？お兄さん、暇でしょ？」
「......悪いけど、俺、友だちと来てるんで」
そう言って無視を決め込もうとスマホに視線を落とそうとしたら、いきなり胸倉を掴まれた。
苦しくて必死に腕を解こうとするが、結構体格のいい男だからか俺が暴れようとしてもビクともしない。むしろ、なぜか楽しそうな口調で
「__________はは、お前女みてぇだな？......向こうまで待てねぇからちょっと付き合えよ」
「な、なに言って...おい、離せよ！」
「あんまり騒がない方がいいよ？」
「......ぐっ...！」
お腹に1発、強めのパンチを食らわされた俺は、意識が曖昧になって力もすっかり抜けてしまった。
そいつらは周りに怪しまれないようにか俺を具合が悪い友だちを運ぶかのように演じてきたのが気持ち悪くて。けど、すっかり力の入らなくなってしまった俺はされるがままで。
意識がはっきりしだしてきた頃には従業員が通るような通路みたいな、目立たない場所へと連れてこられていた。
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翠恋(プロフ) - 6月さん» 6月さま、コメントありがとうございます！そのような嬉しいお言葉を頂けて本当に嬉しいです！読んで頂いてありがとうございました！これからも少しでも心に残れるような作品をお届け出来たらと思いますので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年8月9日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
6月(プロフ) - 初めまして。promiseシリーズ一気読みさせてもらいました。どの話も泣きました。泣きました。予想していた展開と違うかったけど、それぞれの人達が幸せになれて良かったと思いました。promiseシリーズを執筆していただき有難うございました。 (2019年8月9日 3時) (レス) id: 4520113d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2017年5月6日 23時
