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バイト先から一旦家に帰って着替えると、私はすぐに駆け出した
こんな寒い中、わざわざ1時間もかけて来てくれるのに待たせるなんて
待ち合わせの駅の方へと走っていくと、大きなクリスマスツリーの前のベンチに腰掛ける人影
「__________ごめん、涼介！」
「...A！バイトお疲れ様」
「本当ごめんね、遅刻しちゃって...」
「全然待ってないから大丈夫だよ？それより、」
見て、と言われて涼介が見上げた方向を見てみれば、ちょうどクリスマスツリーのイルミネーションが光を灯したところだった
あまりにも綺麗なその光景に、思わず見入ってしまっていたら
『__________ここ、綺麗だろ？』
「うん...こんなとこ、知ってたんだ？」
「...ん？俺、今日はじめて見たよ？」
「えっ...？あ、そ、そうなんだ！あははっ」
笑って誤魔化そうとする私を、涼介は不思議そうに見つめてきた
てっきり涼介が話しかけてきたと思ったもんだから、返事をしてしまった
周りには似たような話をしている恋人たちがたくさんいるから、きっと耳に入ってしまったんだろう
気恥ずかしさから歩き出した私に涼介は「こっちだよ」と声をかけた
「...もう、しょうがないな」
「...っ///」
「ちゃんと俺に、ついてきて？」
そう言って握られた手は、とっても温かくて
心ごとぜんぶ、包まれたような気分になる
そんな気分が心地よくて
今日も私は、涼介に恋をしていると実感した
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
