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話をしながら、伊野尾さんはどこからかアルバムを引っ張り出してきた
3冊ほどあるアルバムの中から1枚の写真を渡される
手に取ってみると、学生服を着た6人が笑顔でおさまっていた
「...これ」
「唯一俺が持ってるAちゃんとの写真...現像してくれたの、八乙女だから雄也とAちゃんも持ってるはずだけど」
「いえ...見たことないです。雄也は分からないけど、私は写真1枚も持ってなくて...」
そこまで言って視線の先に見えたのは、高校の卒業アルバム
涼介のところでは見たけど、伊野尾さんの家にあるってことは雄也や光さんの時のであるのは明確だ
__________どきん...どきん...どきん...
妙な緊張感が体を巡っていく中、そのアルバムに手を伸ばそうとした
だけど、それを触れることさえ叶わなかった
「__________それにしても、不用心だよねぇ」
「えっ...？」
座っていたはずのソファが高く見える
柔らかなラグの上でも感じた背中の衝撃
全くもって、状況の理解が追いつかない
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
