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「あ、ごめんね...高校の時の私、どんな感じだったのかなって」
「あ、いや！いいけど...それ、」
「ん？あっ...これ、どこに挟んであったの？今落ちちゃったの」
そう言って涼介の方に封筒を渡すと、なぜか少し慌てた様子で受け取った
中身を見ていないことを伝えると、なぜかホッとしたような表情を浮かべて、私の隣に座った
持っていたアルバムを覗き込むように近づいてきた髪からは、同じシャンプーの香りがして「いい匂いだね」って言うと、涼介が振り返って、視線が絡んだ
そしてそのまま近づいてきた顔に目を閉じると、ゆっくりと唇が重なり、またゆっくりと離れていく
頬が、熱い
「...ねぇ、A」
「...ん？」
「今度さ...一緒に、暮らさない？」
「えっ...？」
「俺は、もっともっと長くAといたいし...早く傍にいたいと思ってるんだけど」
「そ、そんな、急に言われてもっ...」
涼介からの提案に、思ったままを口にすると「そっか、そうだよね、急にごめん」って笑った
なんか無理させてしまったような気がして、ごめんねの代わりにぎゅっと胸に顔を埋めるように抱きついた
ゆっくり髪を撫でながら、涼介はいつもより甘い声で囁く
「...期待、しちゃうよ？」
「...？」
「...ううん。あ、そういえばね」
閉じかけたアルバムを開いて、涼介が高校の話をたくさんしてくれた
ちょっとだけ過去を知れた気がして嬉しかったけど
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『__________知りたいでしょ？本当の、過去』
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...これが、本当の話なのかどうか
私には、確かめる術が少なすぎる
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
