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私の質問は濁すくせに、伊野尾さんは「Aちゃん、あのね」と質問してきた
ゆっくり顔をあげてみると、意外にも飄々とした態度とは裏腹に真面目な顔をしていた
「...自分の知らされてきたことと、真実が全く違う答えでも、受け入れる覚悟は出来てるってことでいいんだよね？」
「...え？」
「きっと今のままのが幸せ、八乙女の言うように俺のことを忘れた方が正解ってことがあるし、聞いて失敗するかもしれないし、俺が教えたことが100%真実とも言いきれない
...それでも、聞く？」
教えてあげるって言ったくせに、何を今さら...とも一瞬思ったが、確かにそれはあるかもしれない
もし、もしも私が記憶をすべて思い出したり本当の過去を知ったりして、今の生活にギャップを感じたら、今の私は今の私のままでいられるのだろうか？
不安がないと言ったら嘘になる。むしろ不安だらけだし不安しかない
だけど、
それでも、
「__________間違っていたとしても、私は...ただ、知りたいって思ったんです」
本当の私は、私のことを待っているかもしれないから
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
