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「って、かっこいいこと言ったけどさぁ、俺、本当に高校のAちゃんしか知らないんだよねぇ」
「...あの、やっぱり、帰ります」
「あー！待ってよ、最後まで聞いてよ」
どうしてついてきちゃったんだろ
やっぱり、なんか独特で掴めないし...信用、していいのかな
緩い口調の伊野尾さんと、スーパーの少し先にある公園のブランコに揺られていた
ついてきたのはいいものの、一向に話をしてくれない伊野尾さんをじーっと見つめていると「照れるなぁ」なんておどけてみせる
やっぱり、帰ろうか
「俺さ、1番最初に会った時に『元カノ』だって言ったでしょ？」
「...そう、でしたね」
「ごめんね、ちょっと違うの...俺の、一方的な片想いだったの」
「えっ...?!」
「Aちゃんには高校の時にすでに彼氏いたからさぁ。俺なんて見向きもしてくれなかったけど」
「...涼介、ですか？」
「ん？」
「高校の時付き合ってたのって...涼介、ですか？」
私の質問に「さぁねぇ」なんて濁すせいで、どくんどくんと胸が苦しくなる
なんで...この人は、なんなの？
どこまで、本当の過去を話してくれてる？
それすらも、今の私には判断するのが難しい
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
