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結局誰にも伊野尾さんのことを聞けないまま、日付けが近付いてきたバレンタインデーの準備のために買い物に行こうと玄関を開けた
鍵を閉めて、歩いて5分くらいのスーパーへと向かう
__________その時
「__________あー！Aちゃーん！」
「...っ?!あっ...！」
「えへへ、この間ぶりっ」
ニコニコしながら声をかけてきたのは、伊野尾さんだった
どうしようかと固まっていると、急に腕を掴まれてさらに体が硬直する
どうしよう...怖い...
ぷっくりとした艶やかな唇の片方の口角が上がって、そのまま顔が近付いてくる
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「...や、やめっ...！」
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「...え？」
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私の耳元であることを囁いた伊野尾さん
まだまだ恐怖心は正直拭えない
けど、私は伊野尾さんの瞳を真っ直ぐ見つめて頷いた
__________『俺が君の記憶、教えてあげようか？』
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
