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外に出ると、いつものように街灯の下で待っていてくれる涼介の姿があった
いつものように走る気分になれなくて、今日はゆっくり歩いて涼介の隣まで行った
「今日遅かったね？お疲れ様」
「うん...ごめんね、お待たせ」
「いや、別にいいけど...なんかあった？」
「え？」
「元気ない顔してる...嫌なことでもあったの？」
そう言って子どもをあやすかのように優しく頬を撫でてくれるもんだから
その優しさが、今の私にすごくすごく温かく感じた
そっとその手を握って「ねぇ」と問いかけた
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__________ねぇ、涼介は
私に、どこまで本当を教えてくれる？
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「ん？...なぁに？」
「...ううん、ちょっと今日うまくいかなくてね」
知りたい、という気持ちが大きいのに、この時の私はなぜか聞くことが出来なかった
きっと、怖くなってしまったんだ
涼介が本当のことを教えてくれなかったらどうしようって
咄嗟についた嘘に、涼介は気づいていたのかどうかは
私には、分からない
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
