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3年前
目を覚ました時のことは、今でも鮮明に覚えている
真っ白な天井とカーテン
響く機械音
体や顔につけられたたくさんのチューブやコード
そして、綺麗な顔を涙で濡らした男の人
彼と目が合った瞬間、『A』と呼ばれた
それが自分の名前なんだと理解するのに、どれほど時間がかかったことか
__________それは、"私"の名前なの？
__________あなたは、誰？
思ったことを口にしたら、彼は驚いた顔をした後
ひどく悲しそうな顔をしていた
そうしてまた、静かに涙を流しはじめた彼を
なぜかただ見ていることができなかった
『...っ?!』
『泣かないで、ください...』
そっと頬を撫でれば、両手でその手を包まれた
彼の涙は、それでも止まることなく流れ続ける
どうしてこんなに泣くのか、この時の私は不思議で不思議で仕方なかった
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翠恋(プロフ) - 岡本雄也♪さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2017年1月11日 6時) (
レス) id: 232e0efe2c (このIDを非表示/違反報告)
岡本雄也♪(プロフ) - この話、いいですね！感動できるとこがあって泣けました！ゆうやん好きなので、うれしいです！これからが楽しみです！更新頑張ってください!! (2017年1月11日 5時) (レス) id: 8055ef76d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2016年12月25日 23時
