学校1の美少女は俺の彼氏だったりする ぱーと4

＊ ページ28

「...と、...てー！...けーいと！」


「んぅ...？ふぁ...ちぃ、ちゃん...?」


「そうだよ、ちぃちゃんだよ！早く目開けて！」




かわいい声で耳元で叫ばれて目を覚ます。まだ真っ暗な外に違和感を覚えてスマホの画面を見てみると23時58分...あれ、まだ日付も越えてないのに

はてなマークいっぱいの俺に対して、ニコニコの山ちゃんとちぃちゃんは「ほら！カウントダウン！」なんて訳の分からないことを言う。






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「3、2、1...！」









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__________パァンッ...パァンッ...！








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「__________ふぇ?!な、なにっ...?!」









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「「けいと、Happy Birthday！」」






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まだ覚めきらない頭を必死に起こして理解しようとすると、目の前には可愛らしいカップケーキがお皿○○っていた。

カップケーキが生クリームとカラースプレーとイチゴがのっていて、その手前には茶色の画用紙に手書きで「 けいと、おめでとう 」と書かれていた。




「ケーキが涼介で、チョコプレートが僕！」


「スポンジケーキ焼くの失敗しちゃったから簡単なのしか出来なくて...ごめんな？」


「...ううん、すっごく、すっごく嬉しい！ありがとう！」





あぁ、持つべきものは友だなぁって、心底からそう思った瞬間だった。

俺は、山ちゃんとちぃちゃんのことを、これからもずっとずっと大好きに違いない。だって、こんな素敵なプレゼントをくれる2人だもん。






その手書きのチョコプレートと画像に収めたカップケーキの写真は、俺の宝物となったことは言うまでもない。

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