名取くんの体調不良

貧血 ページ8

〜名取〜

名「んっ」

朝起きて体を起こしたら

ふらっとしてベッドに戻ってしまった

名「貧血か？でも今日は仕事があるし行かなきゃ」

もう一度体を起こし立ち上がった瞬間倒れそうになった

名「うわっ、目眩やば」

視界がぐるぐるして気持ち悪い

洗面所に行って自分の顔を見ると

名「顔色やば」

と、呟く

たしかに昨日から少し体調が悪かったけど

こんなにひどくなるかな

医者失格だわ

そう思って時計を見ると7時30分

集合7時45分

名「やば、俺遅刻じゃん」

遅刻だと分かっているのに俺の体は思うように動かない

そうして準備してたら

7時45分になっていた

急いで仕事場に向かったけど

もうとっくにみんな来ていて

緋「名取遅い、遅れた理由を言って」

緋山先生に注意されたけど

イライラして逆ギレしてしまった

名「緋山先生に何がわかるんですか！」

気付いた時にはもう遅くて思ったことを言ってしまった

緋「はあ？なんなのその態度あんたのことなんてわかるわけないじゃん」

名「もういいですよ。」

ガシャ 俺は部屋から出て廊下に行った

でも行く先もなく歩いていたら

吐き気がしてその場にしゃがみ込んでしまった

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