名取くんの体調不良

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〜藍沢〜

名取が朝入ってきて思ったことがある

それは顔色が悪いこと

本人は気づいてないのか

無意識に胃の方に手が持ってかれていた

今日は俺も名取もヘリ担当じゃないから

よく様子を見ておくか

服を着替えに言った名取

もしなんかあったときのために

一応ついて行くことにした

名取が更衣室に入って

少ししたとき

ガタンという音がした

ドアを少し開けて中を見てみると

お腹を触ってもう片方の手で

口を抑えていた

名取の嗚咽する声が聞こえる

俺は中に入り

名取に声をかけた

藍「名取！大丈夫か？どうした、吐くか？」

無言で頷く

ゴミ箱をとって

名取の方に近づけた

名「…っ」

なかなか吐けないのか

ずっと吐くのを耐えてる

藍「…ごめん名取」

そう言って俺は名取の口を開けて

手を突っ込んだ

名「…ゔオェゲホゴホ！」

それから吐き続けた名取

少しして

名「も…だいじょ…ぶです」

弱々しくそういう名取は

いつもの名取からして

考えられなかった

名「はぁはぁ…ゔ…っ」

そう言って口を抑えた名取

藍「名取、吐くか？」

頷く名取

ゴミ箱を近くに置いた

さっきよりも激しくもどした

吐き終わった名取はぐったりしてて

俺の方に体が傾いた

藍「名取、大丈夫か？動かすけどいいか？」

名「…はい」

俺は名取を抱き上げて

部屋に連れてった

緋「！？名取どうしたの？」

藍「症状からして胃腸風邪だ」

緋「マジ！？まぁ藍沢看病頑張って！」

藍「…分かってる」

うるさい緋山と会話をしつつ

名取の方を見る

いつの間にか寝ていた

だけど顔色はまだ悪い

名取をベッドにおき

起きても不安にならないように

名取のところにずっといた

しばらくして

名「…ん」

藍「名取、気持ち悪くないか？」

名「…はい、大丈夫です、迷惑かけてすいません」

藍「気にするな、誰でも体調を崩すことはある」

名「ありがとうございます」

名取の胃腸風邪も数日で治り

救命で活動してる



作者から

終わり方がダメだー！

うまく終われないんですよ。

中島侑李さんいかがでしたか？


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