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大「人狼は知念か伊野ちゃんだ。
じゃあそれをどっちが人狼かどう探る？」
「…わ、からない。」
大「探り方が俺の言った、山田を騎士だと思い込ませておくこと。」
「……なんで？それがどうしたの？」
大「………山田って意外と馬鹿だね。」
「は！？うっせぇよ、今関係ねぇだろ。」
大ちゃんははぁ、とため息をついて
紙とペンを出した。
この光景見たことある……。
大「いい？今、俺らは山田が村人、俺が騎士って言うことがわかってる。」
「え！やっぱり騎士なんだ！！」
大「演技に決まってんだろバカだろ。
…まぁそれは置いといて。
ていうことは伊野ちゃんか知念どちらかが人狼ってことだ。
もし伊野ちゃんが人狼なら、伊野ちゃんは
山田が騎士だと思ってる。
だから誰かを守ってる、と。そして俺が占い師で
伊野ちゃんを占ったと言うことを信じてるのならば
騎士は当然、占い師を守ろうとする。
なら俺は殺せないから山田を殺す。」
「……でも俺は殺されてない。」
大「…次。知念がもし人狼なら俺が占い師で
伊野ちゃんが人狼の可能性が高いことを利用するはずだ。
伊野ちゃんを人狼、と仕立て上げるためにね。
でも実は俺が騎士で、昨日は山田を守った。
伊野ちゃんを殺すには、人狼の仕立て役がいなくなるから殺さないはずだ。
もし、知念の立場になったらどうする？」
「伊野尾ちゃんを人狼だと思わせるために
俺、か大ちゃんを…。」
大「そう、つまりどちらの可能性にしろ山田は殺されるかもしれなかったんだ。」
「……え、ならなんで死んでないの？」
大「単純に考えてさ…」
大ちゃんはニヤリ、と不気味にわらった。
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薊(プロフ) - すずねっさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！続編もお楽しみに！！ (2019年7月6日 8時) (
レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - ふうりん☆さん» ありがとうございます！ (2019年7月6日 7時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
すずねっ - とても面白いお話でした！予測の出来ない結末でしたね。考察のし甲斐があって実際にやってるみたいでしたよ！お疲れ様でした。続編楽しみにしております！がんばって下さい (2019年7月5日 23時) (レス) id: 58376c201f (このIDを非表示/違反報告)
ふうりん☆(プロフ) - とても面白いです！続編待ってます♪ (2019年7月2日 23時) (レス) id: 1df8132a49 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - はるきさん» ありがとうございます！次も、もちろん9人参加です！是非楽しみにしててください！ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2019年2月18日 14時
