・ ページ16
・
知「涼介、何食べてるの。僕にもちょうだい。」
「ん？冷凍パスタ。はい。」
知「あーんっ。…普通だね。」
「うるせぇ。知念、好きなギョーザとかもあるし
それ食えばいいじゃんか。」
知「お昼からにんにくはきついよ。」
「それもそうだ。」
前回と変わったところがまたあった。
食料だ。
前は冷凍ご飯だったり簡易パンだったりと
細かなおかずだけ。
でも今はメンバーの好きな物が必ずあったりとか
かなり豪華に用意されてある。
そういえば食料とかも主催者が選べるって
言ってたなあ。
……大ちゃん、食料もうちょっといいの選ぼうよ。
知「涼介は、このゲームどう思う？」
「…どう思うって？」
知「みんな疑いあって殺し合って…馬鹿みたい。」
「………それでも、やるしかないんだよ。」
知「涼介、なんか開き直ってるね。
このゲーム、そんなに淡々とやっていいものなの？」
「……」
2回目だから
なんて言えるわけもなく。
やっぱり知念は勘が鋭いなぁ、前もこんなのあった。
慧「開き直んなきゃやってらんないよ。」
知「あ、いのちゃん！」
急に違う声が聞こえたかと思ったら伊野尾ちゃん。
知念は伊野尾ちゃんに抱きついている。
慧「みんなで一緒に生き残ろうね」
知「うん！とかいっていのちゃん死なないでね？」
慧「ふふ。うん。」
なんか、この2人親子みたい。可愛いなあ。
慧「やまだ。」
「……えっ。」
そんなことを考えていたらいつの間にか知念はいなくて
厨房で俺と伊野尾ちゃん2人になっていた。
慧「頑張ってね。」
「……あ、うん」
それだけ言って伊野尾ちゃんは厨房を出ていった。
………なんなんだ？？
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 300人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薊(プロフ) - すずねっさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！続編もお楽しみに！！ (2019年7月6日 8時) (
レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - ふうりん☆さん» ありがとうございます！ (2019年7月6日 7時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
すずねっ - とても面白いお話でした！予測の出来ない結末でしたね。考察のし甲斐があって実際にやってるみたいでしたよ！お疲れ様でした。続編楽しみにしております！がんばって下さい (2019年7月5日 23時) (レス) id: 58376c201f (このIDを非表示/違反報告)
ふうりん☆(プロフ) - とても面白いです！続編待ってます♪ (2019年7月2日 23時) (レス) id: 1df8132a49 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - はるきさん» ありがとうございます！次も、もちろん9人参加です！是非楽しみにしててください！ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薊 | 作成日時：2019年2月18日 14時
