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「………手、痛かったでしょ、ごめんね」
俺の部屋で
大ちゃんの手の処置を行った。
圭人は、みんなで手助けして部屋に運んだ。
大「…山田の心の痛さに比べたらどうってことない」
「…かっこよくねぇよ」
大「いや今のかっこいいだろ！！」
「……っこんな時だけ、かっこよくならないでっ」
せっかく消毒した大ちゃんの手に
俺の涙が零れる。
「……感覚が、抜けない。圭人を刺した時のっ…
あの感触…っ音……匂いっ…！！」
大「…山田はよく頑張ったよ、頑張った。」
包帯の巻いた手で俺の頭を撫でて
もう片方の手で俺の腰に手を回し、引き寄せた。
あたたかい。
「…っあったかいね、大ちゃんは」
大「……前も同じこと言ってくれたな。」
「…っもう嫌だ、こんなの、したくないっ…」
大「…うん」
「…どうして俺達がこんなことしなきゃいけないのっ…？」
大「…うん」
「……もう嫌だっ…死にたい………っ」
大「…っそんなこと言うな！！」
大ちゃんは体を離し、俺の肩を掴む。
大「…主催者を見つけて、生き残ろう…な？」
「…っうん」
大ちゃんの処置が終わって部屋で1人になってからも
両肩には痛みと、あたたかさがあった。
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薊(プロフ) - すずねっさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！続編もお楽しみに！！ (2019年7月6日 8時) (
レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - ふうりん☆さん» ありがとうございます！ (2019年7月6日 7時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
すずねっ - とても面白いお話でした！予測の出来ない結末でしたね。考察のし甲斐があって実際にやってるみたいでしたよ！お疲れ様でした。続編楽しみにしております！がんばって下さい (2019年7月5日 23時) (レス) id: 58376c201f (このIDを非表示/違反報告)
ふうりん☆(プロフ) - とても面白いです！続編待ってます♪ (2019年7月2日 23時) (レス) id: 1df8132a49 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - はるきさん» ありがとうございます！次も、もちろん9人参加です！是非楽しみにしててください！ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2019年2月18日 14時
