magical.49 涼介side ページ3
涼介side
頭の中で、何かが切れる音がした。
知念「…りょ、すけ…だめ、」
山田「待ってて。コイツぶっ殺してやるから。」
「威勢がいいねぇ。そんなに肉片になりたいのか？」
男はヘラヘラ笑って、指を向けてきた。
俺は瞬間移動で避ける。
俺が居た場所に、大きな穴が空いた。
「……キミの魔法と私の魔法では相性が悪いみたいだな。なら・・・こうするのはどうだ？」
男が指を向けた先には、知念。
山田「ッ！」
光の魔法で、破壊の軌道を曲げる。
「なるほど、キミの魔法はそういうこともできるんだな。」
男は頷くと、指ではなく手のひらを知念に向けた。
とてつもなく嫌な予感。知念へ瞬間移動し、抱えて飛ぶ。
次の瞬間には、知念が寄りかかっていた壁が全部まとめて粉々になっていた。
「へぇ、メンバー愛ってやつか。微笑ましいね。じゃあキミは、その状態で攻撃を避けきれるかな？」
男が手を挙げると、たくさんの黒服の男たちが再び襲い掛かってきた。
山田「くそっ！！」
なんとか知念を抱えたまま瞬間移動で避けるけど、だんだんと体力が保たなくなってくる…。
山田「はぁ、はぁっ…」
知念「りょうすけ…、ぼくは、もう、いいから…ッ」
知念は、青い顔で微笑んだ。
血まみれの足は男が言った通り骨も折れてるだろう。
今にも気絶しそうなほど苦しいはずなのに、こいつは…。
山田「…そう、だね。ごめん、知念。」
黒服たちから距離をとり、知念の顔を見る。
ピンクの瞳は、痛みからか微かに潤んでいた。
.
・・・こんな事したら、怒るだろうな。
ゴメンな、知念。
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LOVE米(プロフ) - NMダイキング担さん» メッセージありがとうございます！！更新頑張ります(*^^*) (2019年3月3日 0時) (
レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - このお話大好きです！ 続きが楽しみです (2019年3月1日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - yuriaさん» メッセージありがとうございます！そんなお褒めいただくとは…嬉しすぎます(泣)。大ちゃんや伊野尾ちゃんのこともこれから明らかになっていくので、どうか楽しみにお待ちくださいね。 (2019年3月1日 0時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - この作品とても続きが気になります！とても面白くて、続きがすぐにでも読みたくなりました！大ちゃんの能力凄く気になりますし、伊野ちゃんの過去も奥が深そうでこれからの展開が凄く楽しみです！これからも更新頑張って下さい！楽しみに待ってます！ (2019年2月15日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - しょぼんさん» 感想ありがとうございます！！（ ; ; ）励みになります。。更新頑張ります！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVE米 | 作成日時：2019年1月25日 19時
