magical.57 雄也side ページ12
雄也side
薮「ゆーや！知念に毒の魔法かけて、感覚麻痺系の。」
伊野尾「高木！ガーゼもっとたくさん持って来て、」
中島「高木くんこれ洗ってもらっていい？」
高木「「「はい！！」」」
・
・
言われて動くことしかできなかったけど、なんとか治療が終わったみたい。
知念の足には白い包帯が巻かれ、固定されてる。
俺の魔法による麻酔は解除したから、少し苦しそうだけど…。
岡本「あ！山ちゃん起きた？大丈夫？」
隣のベッドを見ると、山田がボーッと目を開いていた。
山田「……ん、ちねん、は…」
開口一番に知念。余程のことがあったんだな……あとで聞かないと。
高木「今治療終わった。無事だから安心して寝て…ん？」
山田の瞳を見て、目を見開く。
高木「…茶色い…、」
いつもの燃えるような赤い瞳はどこへ？
伊野尾「え？…あー、知念、箒使ったんでしょ。まだ山ちゃんの魔法奪ったままなんだね。」
なんだ、びっくりした。
知念の箒で魔法を奪われると、体内の魔法要素全部が吸い取られるから瞳の色も普通になるんだ。
伊野尾「…薮、知念を警察病院に連れて行こう。」
高木「えっ！？」
なんでいきなり？
伊野尾「知念の口内に血があったから変だなとは思ってたけど、山田の魔法を奪ってたんなら…。」
薮「…なるほどね。瞬間移動したダメージを負ってるのか。」
内臓への負担。
知念の治癒魔法が使えない今、俺らに治せる怪我じゃない。
山田「…ちね……ちねん…？」
八乙女「だーいじょうぶ。俺らに任せてお前は寝ろ！」
体力が限界だったのか、山田はゆっくりと瞼を閉じた。
薮「…よし。俺は知念を警察病院まで運ぶから、山田のことよろしくな！」
中島「任せて。」
薮くんは知念を背負い、ハーブを残して消えた。
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LOVE米(プロフ) - NMダイキング担さん» メッセージありがとうございます！！更新頑張ります(*^^*) (2019年3月3日 0時) (
レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - このお話大好きです！ 続きが楽しみです (2019年3月1日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - yuriaさん» メッセージありがとうございます！そんなお褒めいただくとは…嬉しすぎます(泣)。大ちゃんや伊野尾ちゃんのこともこれから明らかになっていくので、どうか楽しみにお待ちくださいね。 (2019年3月1日 0時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - この作品とても続きが気になります！とても面白くて、続きがすぐにでも読みたくなりました！大ちゃんの能力凄く気になりますし、伊野ちゃんの過去も奥が深そうでこれからの展開が凄く楽しみです！これからも更新頑張って下さい！楽しみに待ってます！ (2019年2月15日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - しょぼんさん» 感想ありがとうございます！！（ ; ; ）励みになります。。更新頑張ります！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVE米 | 作成日時：2019年1月25日 19時
