magical.48 涼介side ページ2
涼介side
ドンッ
山田「ちね…！？」
瞬間移動して抱き起こすと、意識はハッキリしていた。
俺の腕に体重を預け、苦しそうに呼吸する知念。
一体、なにが…！？
「ジャニーズもそんなもんか。少しは良い遊び相手になるかと思ったんだがなぁ？」
男が指をくるくると回すと、あとを追うように黒い光が回った。
なんの魔法かはわからないが、相当強い魔法を持っているみたいだ。
知念がゆっくりと立ち上がった。
山田「知念…」
「これは驚いた。あれを食らって立てるとはね。」
知念「はぁ、はぁ……ジャニーズ舐めんなよ。」
男を睨みつける知念の手は、微かに震えていた。
俺も立ち上がり、男の目を見る。
「…フッ。無駄だとは思うが、せいぜい頑張りたまえ。」
男が背を向けて手を振ると、周りの黒服が一気に襲いかかってきた。
山田「はぁッ！」
俺は光の目くらましや瞬間移動を駆使し、敵同士を相打ちさせて倒していく。
知念は箒で魔法攻撃を跳ね返して対抗しているようだ。
知念「…ッ」
その顔はいつもと違って汗だくで。
さっきの攻撃が何かはわからないけど、まだ影響が残ってるんだろう。
知念の魔法は他の人を治癒できるけど、自分を治すことは出来ないんだ。
山田「無理すんなよ？」
知念「そんなこと言ってたらやられるよっ！」
駆け出し、お互いの背後に迫っていた敵を倒す。
この調子ならいけるかも…
「お前らまで何やってんだよ。ったく、仕方ないな？」
気づくと、リーダーの男が部屋にいた。
倒れた部下を見て笑ったかと思うと、表情が消える。
「…ここからは手加減しない。二人とも、消えろ。」
男は両手の指をそれぞれ俺と知念に向けた。
まずい！！
俺は咄嗟に瞬間移動して避けた。
知念「ぐ、ぁああ！！？？」
山田「知念！？」
絞り出すような叫びに壁際を見ると、知念が足を押さえて床にうずくまっていた。
手の隙間から流れる血。
箒で反射しきれなかった攻撃が当たったんだ…！
知念は呻きながらも顔を上げた。
知念「…、この、感じ……"破壊"、の、ちから…ッ」
「よくわかったな。俺の魔法は、"破壊"さ。一度当たるだけで木は折れるし、肉は抉れる。彼の骨も折れてるんじゃないか？(笑)」
ーーーッ。
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LOVE米(プロフ) - NMダイキング担さん» メッセージありがとうございます！！更新頑張ります(*^^*) (2019年3月3日 0時) (
レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - このお話大好きです！ 続きが楽しみです (2019年3月1日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - yuriaさん» メッセージありがとうございます！そんなお褒めいただくとは…嬉しすぎます(泣)。大ちゃんや伊野尾ちゃんのこともこれから明らかになっていくので、どうか楽しみにお待ちくださいね。 (2019年3月1日 0時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - この作品とても続きが気になります！とても面白くて、続きがすぐにでも読みたくなりました！大ちゃんの能力凄く気になりますし、伊野ちゃんの過去も奥が深そうでこれからの展開が凄く楽しみです！これからも更新頑張って下さい！楽しみに待ってます！ (2019年2月15日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - しょぼんさん» 感想ありがとうございます！！（ ; ; ）励みになります。。更新頑張ります！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVE米 | 作成日時：2019年1月25日 19時
