magical.46 侑李side ページ47
侑李side
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人助けや小さい魔物の退治をしたりして、気づけば夕方になっていた。
屋敷からだいぶ歩いたし、そろそろ帰りたいな…。
山田「…知念、なんか向こうから声聞こえない?」
離れた建物からかすかに漏れ聞こえる声。
僕は目を細めて建物を凝視する。
建物が透けて、中の様子がハッキリと見えた。
知念「…喧嘩だね。魔法も使ってるから取り締まったほうがいい。今日で2回目だよ…。」
僕の魔術、"透視"。
一定時間見つめると、対象が透けて見えるんだ。
中に入らなくても何が起きてるかわかるから便利なんだよね。
人の内臓も見えるから、たまに治療でも使う。
山田「しょうがない、止めに行くか…。」
街中で魔法を乱用してる時点で違反。
というわけで、涼介の魔法で建物の中に瞬間移動した。
「!?な、なんだお前ら!」
数人の黒服を着た男たちが、突然現れた僕らをみて驚いている。
山田「見てわかんだろ、ジャニーズ。街中で魔法を乱用するのは法律で禁止されてる事くらい知ってるよね?」
状況から見て、なんらかの組織が仲間割れをしたらしい。
組織の内容もあまり良いものではなさそうだ。
「お前らみてぇなチビにやられっかよ!」
男の一人がこちらに向かってきた。
・・・馬鹿なやつ。
涼介は、走ってきたその男の脚を引っ掛けて転ばせ、腕をとって床に捩じ伏せた。
山田「はい、公務執行妨害。逮捕します。」
「おいやべえ、チビだけど強いぞ!」
「チビのくせに生意気な…。」
「俺らがこんなチビに負けるとかありえねーだろ!」
知念「チビチビうるせぇよ。」
かるーく暴言を吐いて、他の男たちを一撃で沈める。
山田「さ、さすが知念…。」
知念「全員逮捕。涼介、本部まで瞬間移動で…」
送って、と言おうとしたその時。
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LOVE米(プロフ) - やまびこさん» メッセージありがとうございます!!とても嬉しいです。頑張ります(*^^*) (2019年1月16日 20時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - 魔法系も大好きなので本当に楽しく読ませていただいてます。更新されるのを楽しみにしているので、無理せず頑張ってください! (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - はじめましてこんにちは!更新停止してる間に読んで好きになって、いつか再開してくれたらなぁ…なんて思っていると、どんどん面白いお話が更新されていてとても嬉しいです!私は伊野尾くんが好きですが、バランスよくメンバーが出ているのも面白いと思います! (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - ちなみに、すでに結末まで構想してありますので今度こそ最後まで描き切りたいと思っています! (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - 更新が非常に遅くなって本当に申し訳ありません。これからはちょくちょく更新していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LOVE米 | 作成日時:2014年12月27日 19時