magical.20 圭人side ページ20
圭人side
リビングへ戻ると、薮くんがソファで寝ていた。
岡本「薮くーん？二人、もうすぐ治るよー」
ゆさゆさ揺らしても起きない。すごい疲れてたのかな…
その時。
薮「……、めろ……やめろ……」
中島「薮くん？」
薮くんが苦しそうに呻き始めた。
薮「く、そ……この……」
よく見るとその顔は汗でびっしょり濡れていて。
有岡「嫌な夢でも見てるのかね……薮ちゃん、起きて！薮ちゃん、…？」
大ちゃんは薮くんの肩を叩き、眉をひそめた。
有岡「……なんか変じゃない？」
山田「なんかって？」
有岡「その…薮ちゃんがこんなに起きないことってあった？」
高木「まあ、ないよね。いつも割とすぐ起きるし…」
俺たちは数秒顔を見合わせ、再び薮くんに向き直る。
山田「薮ちゃん！！起きて！！」
何度呼びかけても起きない。
…これは、どう考えても普通じゃない。
有岡「あの、俺思ったんだけど」
山田「あのさ、これもしかして」
高木「なんかこれアレみたいじゃね？」
中島「まさかとは思うんだけどさ」
岡本「
「「「ナイトメアの仕業なんじゃあ…！？」」」
一瞬の沈黙。
中島「…やっぱそうだよね！？えっどうしよどうしよ、」
山田「とにかく起きろ薮宏太！！寝てる場合じゃねぇぞこの野郎！！」
高木「はやく夢の世界から連れ戻さないと！」
有岡「くそ、夢に入ることは出来るけど、状況がわからないんじゃ行っても仕方ないし…」
そう。人の夢の中に入ることは出来る。
"その人と手を繋いで眠る"。ただそれだけ。
でも大ちゃんの言う通り、夢の中がどうなっているかわからなければ対処のしようがない。
・・・ひとつ、思いついた。
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LOVE米(プロフ) - やまびこさん» メッセージありがとうございます！！とても嬉しいです。頑張ります(*^^*) (2019年1月16日 20時) (
レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - 魔法系も大好きなので本当に楽しく読ませていただいてます。更新されるのを楽しみにしているので、無理せず頑張ってください！ (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - はじめましてこんにちは！更新停止してる間に読んで好きになって、いつか再開してくれたらなぁ…なんて思っていると、どんどん面白いお話が更新されていてとても嬉しいです！私は伊野尾くんが好きですが、バランスよくメンバーが出ているのも面白いと思います！ (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - ちなみに、すでに結末まで構想してありますので今度こそ最後まで描き切りたいと思っています！ (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - 更新が非常に遅くなって本当に申し訳ありません。これからはちょくちょく更新していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVE米 | 作成日時：2014年12月27日 19時
