magical.11 侑李side ページ11
侑李side
一瞬の沈黙。
そしてーーー
「・・・ニ"ャア"ォォォオン！！！」
目を開くと、招き猫がみんな燃えていた。
…あれ？どういう状況？
有岡「・・・っぶねぇぇぇえ！！！俺圭人と高木殺すところだったわ！」
山田「……えちょ、状況が読めなすぎる。どうした？お前どうした？ん？？」
涼介が笑顔で歩み寄ると、大貴は手をブンブン振って後退する。
有岡「いや、目開けたら俺、二人に手突き出してたのよ。
なんだこれやっべ！て思って急いで手を横にずらしたら、猫たちに直撃、的な？(笑)」
つまり、招き猫の催眠の効力は思ってたよりも弱く、早めに目が醒めたらしい。よかった…
雄也とひかが、黒焦げになった奴らの小判をチョコのように砕いていく。
その後ろでは、大ちゃんが腕の痛みに悶えていた。
岡本「大丈夫？大ちゃん…その、ごめんね？」
有岡「あだだ…な、何が…？てか俺何してた？」
薮「大ちゃん、奴らの攻撃が当たって気絶してたんだよ(笑)」
有岡「えっ！」
まあ、真実は知らない方が良いよね。
大ちゃんのことだからすごく責任負いそうだし…
知念「ほら大ちゃん、治療するからこっち来た来た！」
差し出された大貴の腕に手を押し当て、念を込めた。
ピンクのベールが現れ、傷口を覆っていく。
輝きが消えると、傷は綺麗になくなっていた。
知念「はい、終わったよ。」
有岡「…もう痛くない。いつもありがとな、知念。」
大ちゃんが目を細めて笑った。
・・・僕は、その笑顔のためにやってあげてるんだからね。
そして僕たちは、瞬間移動で広場に戻ると、車に乗って家に帰った。
・・・ちなみに。
魔法に頼らず車に乗るのは、涼介と宏太にかかる負担を減らすため。
瞬間移動が長距離になるほど、体への負担も大きくなるんだってさ。
ーーーいつもありがとね、二人とも。
《招き猫を退治せよ！mission-complete》
ーーーーーー
こんにちは、作者です。
本作のファーストミッション、楽しんでいただけましたか？
magical.2で紹介されているメンバーのうち、何名かの魔法をちょっとだけ変更しました。
彼の魔法はシークレットになっていますが、今後明らかにしていく予定です。
もちろん以前記載されていた力とは違います。
これからもよろしくお願いいたします！
(※このメッセージはしばらくしたら削除します。)
magical.12 mission２ 宏太side→←magical.10 圭人side
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LOVE米(プロフ) - やまびこさん» メッセージありがとうございます！！とても嬉しいです。頑張ります(*^^*) (2019年1月16日 20時) (
レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - 魔法系も大好きなので本当に楽しく読ませていただいてます。更新されるのを楽しみにしているので、無理せず頑張ってください！ (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ(プロフ) - はじめましてこんにちは！更新停止してる間に読んで好きになって、いつか再開してくれたらなぁ…なんて思っていると、どんどん面白いお話が更新されていてとても嬉しいです！私は伊野尾くんが好きですが、バランスよくメンバーが出ているのも面白いと思います！ (2019年1月16日 18時) (レス) id: e5bd4b82b6 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - ちなみに、すでに結末まで構想してありますので今度こそ最後まで描き切りたいと思っています！ (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE米(プロフ) - 更新が非常に遅くなって本当に申し訳ありません。これからはちょくちょく更新していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 (2019年1月3日 17時) (レス) id: a6c899cc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVE米 | 作成日時：2014年12月27日 19時
