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Aside
『もしかして、Aさんって、』
紫耀さんの隣に立つ彼女が、
彼の腕にそっと触れて問いかける。
それだけで胸がチクリと痛んだ。
紫「…そう、会長のお嬢さん。」
『初めまして。東條さわと申します。
あなたが白鹿会長のお嬢さんですね。
一度お会いしたいと思っておりました。』
にこやかに話す彼女は
とても綺麗な大人の女性で
私なんか敵わないくらい
紫耀さんにお似合いな美人な人だった。
「はい、、。初めまして、白鹿Aと申します。」
東「噂では聞いていたけど、本当に素敵ですね。高校生に見えないくらい綺麗だわ」
「え？そんなこと誰にも言われたことありませんよ…笑」
紫「…、Aさん、
隣にいるのは…？」
「あ、あの、」
廉「永瀬廉です。
Aさんと同じ学校の生徒です。」
紫「……そう、ですか。」
東「あら、あまりに美男美女だから、お付き合いされてるのかと思ってしまったわ」
紫「さわ！失礼だぞ、」
東「ごめんなさい。でもあなたも思ったでしょ？」
紫「……。」
もう耐えられなかった。
「すみません。私今日は疲れていて…。
これで失礼します。
…永瀬、ありがとね。」
廉「っおい！ちょっと待てよ！」
永瀬の声を無視して自分の部屋まで走った。
最近走ってないからなのか、彼らに会ったからなのか
部屋に着くと、どっと疲れが襲ってくる。
「はぁ、はぁ、、」
もうあれ以上見ていられなかった。
紫耀さんが私以外の女性の名前を呼ぶのを、
黙って見ていることしか私にはできないんだ。
今日また私は現実を突きつけられたんだ。
どんなに抗っても
私の愛する彼は
将来私の目の前で
あの人と
結婚するんだ。
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愛莉 - それ、分かります！！ (2018年9月28日 19時) (
レス) id: bdde880c20 (このIDを非表示/違反報告)
麗薇 - 死んでまううううう！！ (2018年9月28日 17時) (レス) id: 39a3b42f06 (このIDを非表示/違反報告)
なな介(プロフ) - 間違えて低評価に当たってしまいましたすみません(＞＜)とても好きな作品で高評価何回も押したいくらいです！続き楽しみに待ってます！！！ (2018年9月26日 21時) (レス) id: f914b6aaed (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あやのさん» あやのさん！返事遅くなりすみません！！ありがとうございます！頑張りますね！ (2018年9月23日 19時) (レス) id: d8f21a837d (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - とても最高です！続きまってます！ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 737c95da04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2018年9月14日 23時
