34 R ページ34
.
「星綺麗やな〜、」
今日はなんとか意識のあるAさんと店を出て、駅まで歩く
星を見上げながら歩く俺と、その少し後ろを歩く彼女
「あ、あれ、北斗七せ、………Aさん?」
突然後ろから俺のお腹に回される華奢な腕は、他の誰でもないAさんのもので
こんなこと初めてで、固まってしまう
『………藤井くんが好き』
それは、ずっと俺が聞きたかった言葉で。
でも、今のAさんは酔っている。きっと明日にはこのことも忘れてるんだろう。
「俺もAさんが好きや。今度またシラフの時に聞かせてや」
Aさんと向き合って髪を撫でてみると、不機嫌そうな顔をした
『……なんやの、藤井のアホ、人が勇気出したのに…』
「やって、Aさん明日には忘れとるやろ?」
『忘れへん!酔ってへん!』
って信じられるはずのない言葉を並べるAさんはやっぱり可愛くて
俺は彼女の手を握ってまた歩き始めた
1405人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有香(プロフ) - 続編楽しみにしてます! (2018年8月5日 23時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - シルフじゃなくて、シラフですよ! (2018年7月3日 23時) (レス) id: 1bd8f95c6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユウガオ | 作成日時:2018年6月23日 20時