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｢ 買うの朝ごはんの食材でしたよね…？ ｣
｢ まあ、 その予定やったなあ。 ｣
｢ なんでこんな大荷物になるんでしょうか？ ｣
｢ さあー、なんでやろなあー？ ｣
｢ 絶対お菓子を大量に買ったからですよね。 ｣
｢ えー？何も聞こえへんわあ。 ｣
｢ 重岡さん…！ まあ、良いですけど。 ｣
限界まで詰め込んだスーパーの袋2個は想像以上に腕がつらい。腕折れる。
1つ持つ、と頑なに譲らなかったAに粘った俺に最終的には折れてくれて、かっこつけて袋を2つ持ったのはええねんけど意外に重い。何回もいうけど腕が折れる。
数歩進む度に心配した目で見てくるから爽やかに笑ってみせるけど、爽やかさの欠片もない汗がだらだらと毛穴から溢れ出てくる。
やっぱり持つ、と何回も申し訳なさそうに言う彼女やけど折角やしもう少しで家やから最後までかっこつけさして…。
｢ はい、とうちゃーく…っ ｣
｢ おかえりなさい、重岡さん。お疲れ様、重岡さん。 ｣
玄関に荷物を置いてすぐに倒れ込んだ俺に麦茶をコップに入れて持ってきた彼女が天使に見える。俺のことよう分かっとるわ。
喉を勢いよく通過した後に身体の奥に伝わるこの冷たさがすっごい気持ちいい。
｢ さっそく、料理しますね…？ ゆっくり休んでくださいね。 ｣
｢ めっちゃ上手いやつ、作ってや？ ｣
｢ 期待しないでくださいね？ ｣
誰かの手料理って久しぶりやわ。母ちゃん以外の手料理っていつぶり…？
ええなあ、包丁がまな板に当たる音。油がフライパンの上で踊る音。時間が経つにつれ香ってくる香ばしい匂い。
｢ できましたよ、食べます？ ｣
｢ お、マジ？ 食べる！！！ ｣
エプロン姿のAが皿を机に置く。
完成した料理見て一気にテンション上がる俺。
……クオリティーめっちゃ高いやん。
｢ めっちゃうまそう…はよ食べよーっ！！！｣
｢ はい、いただきます。 ｣
｢ いただきまあーっす！ ｣
あっという間に胃袋の中へと送られたハンバーグは俺を充分に満たしてくれた。
よし、ショッピングの準備せな。
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濱ちゃん(θヮθ) - はじめてですよね！とっても続きがきになります。 (2017年3月3日 21時) (
レス) id: 08f2b5cf74 (このIDを非表示/違反報告)
〒 虹色ももいちご.。(プロフ) - めいこさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(*^_^*) (2017年2月14日 23時) (レス) id: 82aa0cce49 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - はじめまして！とっても面白いですね！更新ファイトです！ (2017年1月22日 22時) (レス) id: 3ac7ef3471 (このIDを非表示/違反報告)
〒 虹色ももいちご.。(プロフ) - 或人さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます!! とても嬉しかったです。更新遅くなりますがこれからも読んでいただけると嬉しいです(*^^*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 8cc8e0c6d0 (このIDを非表示/違反報告)
或人 - 読みました！！凄く続きが気になります ！更新まってます ！ (2016年8月24日 22時) (レス) id: 032538a8c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹色ももいちご | 作成日時：2016年8月22日 14時
