創作料理はノーガッチャ?! ページ17
※ 5・7ページの世界線。
「ねえねえ、今日はどんな料理にするの?」
『今日のテーマはハロウィン!見て、紫色のソースと血塗れの肉。』
「うわ、リアルだな…さすがだね!」
いつもより賑やかに飾り付けされたキッチンいちのせ。
ガッチャードこと、宝太郎くんとは創作料理仲間で、度々ここに集まっては自由に作り合っている。
今日はハロウィンの新作料理。
『いや〜ガッチャードの想像力には敵わないよ。全部のケミーと友達になるってどデカい夢を持ってるだけあるよね。』
「前から気になってたんだけどさ…なんで俺のことをライダーの名前で呼ぶの?」
私は相手を変身後の名前で呼ぶ癖がある。
ガッチャードとかヴァルバラドとか…
ちょっと痛いけど。
『えっとね、憧れの存在だからかな。』
『…実は、私も仮面ライダーみたいな強化スーツを作ってマルガムと戦いたいの。』
「なるほど、だからスパナを師匠って言って追いかけてるのか…!」
みんなを守るためにマルガムと戦闘したい。
その夢をずっと笑われてきた。
変わってるね、無理だよって何度も言われてきたけど、黒鋼スパナ…彼を見てるとやっぱり諦めきれない。
そんな夢を君は絶対バカにしないだろう。
打ち明けられると思った。
「スパナのどういうところに憧れてるの?」
『そりゃ、強くてカッコよくて、秩序を守るためにケミーを集めてて、レディーにも紳士的だし…』
『まあ、キラキラした女子力もない私には冷たくて厳しいけどね。そういうところが好きなの。』
「そっか…それがAのガッチャだって言うなら、俺は否定しないよ!」
恋とかそういう感情じゃないけど、彼のことを考えるととてもドキドキする。
いつのまにか玄関のドアが開いていた。
そこに立っていたのは…
「お前ら…揃いも揃って俺の悪口大会か?」
「スパナ?!なんでここに?!」
「悪いか?食べに来てやったんだぞ。」
「ぐぬぬ…俺たちの実力を見せてやろう!絶対おいしいって言わせてやる!!」
『う、うん…!召し上がれ!』
彼は早速テーブルにつき、出された料理をペロっと平らげた。だが出てきた言葉は辛辣で。
「まずい。相変わらず絶望的だな…」
『ノーガッチャー!!』
容赦ないレビューに、私たちは声を揃えて叫んだ。
それ以降、宝太郎と二人きりで料理していたことの嫉妬か、スパナはAへのツンツンがより加速したんだとか。
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91Pa231(プロフ) - *桜もち。さん» こちらこそ承認してくれてありがとう!😉そう言ってもらえて嬉しい〜💕💕また更新再開できるように頑張ります!! (12月17日 19時) (レス) id: fff66b8b3b (このIDを非表示/違反報告)
*桜もち。(プロフ) - イベント参加ありがとう〜!素敵な作品に参加して貰えて、より特撮界隈が盛り上がりそう✨✨✨個人的に『課題をクリアしていこう!』が毎週末課題をやる時のモチベになってます!!!これからも更新楽しみにしてるね〜!✨ (12月17日 19時) (レス) id: 17da285f26 (このIDを非表示/違反報告)
91Pa231(プロフ) - *桜もち。さん» わぁぁあ天才だなんてとんでもないです!!😭😭もはや私がカグヤ様を書きたかっただけなのですが…喜んで頂けたならとても嬉しいです💞💞ありがとうございます! (11月14日 22時) (レス) id: fff66b8b3b (このIDを非表示/違反報告)
*桜もち。(プロフ) - カグヤ様の大量供給ありがとうございます………!!!そうですこれが欲しかったんです………!!!!!主様天才ですか??? (11月14日 9時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
91Pa231(プロフ) - スズさん» そう言っていただけて嬉しいです🥰こちらこそありがとうございます…!✨️カグヤ様のキャラが好みに刺さりすぎました💘 (11月9日 20時) (レス) id: fff66b8b3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:91Pa231 | 作成日時:2023年9月3日 19時