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いい感じに俺達もAさんも酔いがまわり話に花が咲く
『皆さんほんとに面白いですね
さすがYouTuberさんたちです……』
「いやいや、Aちゃんもめっちゃ話しやすい」
ちゃっかり ちゃん付けで呼ぶりょう
気がつけばAさんって呼んでるのは俺だけで緊張しすぎて手に汗が滲む
「タバコ吸っていいか、な……」
『大丈夫ですよ』
灰皿を受け取り俺はタバコに火をつける
ゆらゆらと揺れる煙をぼんやりと見つめる
「てつやなんか話せよ」
バシッと背中をとしみつに叩かれて俺はああ、と薄い返事を返す
「ていうか…Aちゃん俺とこの前会ったよね………？」
『はい……帽子拾っていただき、ありがとうございました』
微笑む彼女を見てまた心臓がドキドキ高鳴る
「え、なになになに2人知り合い？」
ゆめまるが興味津々、と目を光らせて言う
『公園に行った時風で帽子が飛ばされちゃって……
てつやさんが拾ってくれたんです』
ふふ、と微笑むAちゃん
ね？と首を傾げながら言う姿に温かなものが胸いっぱいに広がる
「なるほどね〜てつやはやめときな。ほんと遊びまくってるしね」
ゆめまるがそういうとほかの4人もうんうん、と頷く
おい〜……………
それ今言う時じゃねぇだろ〜
好きな女の子にはそんなこと聞かれたくないのは当たり前
『そうなんですか?』
ほら、純粋に受け止めちゃったじゃん
「Aちゃん今のこいつらの発言は忘れて！」
俺が、お願いっと言うとクスクス笑って
はい、と言った
「なんでカフェとバーで名前を変えようと思ったの？」
りょうがAちゃんにそう質問する
『明けの明星は明方東の空に輝き出す金星の別名で、宵の明星は日の入り後に西の空に輝き出す金星の別名なんです。
なんだかロマンチックですよね？あれ、私だけかな…
なんか……朝と夜で呼び名が変わるって凄い綺麗だなって思って。』
「おぉ〜すごい」
へぇ、とみんな感心してAちゃんも満更でもなさそう
時刻が11時を回った頃そろそろ帰ろう、ということに
『またのご来店お待ちしております』
「「「「「「ご馳走様でした」」」」」」
店の外まで見送ってくれたAちゃん
名残惜しいけど俺は手を振ってまたね、と言った
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あ おき(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年2月19日 8時) (
レス) id: e52f2c52a7 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 待っておりました…！こちらの作品も楽しく拝見させていただけたらと思います！更新お疲れ様です！頑張ってください！！！ (2021年2月19日 0時) (レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ おき | 作成日時：2021年2月18日 21時
